最近俺以外の若者の間で人気の「うっせぇわ」。
そう、“俺以外の”若者だ。
数年前からジワジワと増えてきてはいたけど、ここ最近で爆増してきたよね。なんかゴキブリみたい。1匹いると100匹いるあの感じ。
そこで、なんでこの手の音楽が増えたのか自分なりに色々と考えてみた。そこで行き着いた答えがタイトルに挙げたアーティストは総じて商業音楽なんだなっってこと。
誤解を生む前に声を大にして言いたいのが、別に悪い意味で言ってるわけではないということ。好みは人それぞれだし。熱狂的なファン怖そうだし。俺まだ死にたくない。
そもそもずっと真夜中でいいのに(名前なげーよ)やYOASOB Iはどんなジャンルなのか。
一言でいえば”ネット世代クリエイターとJ-ROCKの融合”と”夜好性”がキーポイント。ここテストに出るぞ。
昨今、ネットを通したビジネスはもう飽和状態で、それはもちろん音楽業界も例外ではない。どこにいても買い物や、映画鑑賞、音楽鑑賞、ライブまで見られる時代になった。
特に代表的なSNS。Twitter、Instagramだけでもおなか一杯なのに、TikTokという謎のSNSまで出てきた。ほんと胃もたれ。
それらのユーザーはもう本当に承認欲求の塊。そこら辺の岩塩よりもデカい。落ちつけ。別に“お前”を見てるわけじゃなくて”お胸”を見てるんだぞ!!
でも実際にそれらのSNSは軽視できないくらいの影響力を持っていることは事実で、そういう頭の悪いSNSを使っている中高生の間で人気のあるコンテンツをテレビが追って拡散する。もう逆転してるんだよね。テレビなんか見るな!コードなんて引きちぎれ。
だからこそネット世代クリエイター(絵師)とボカロP、インターネットカラオケマンが融合すると今流行りの音楽が生まれるわけである。遊戯もびっくり。攻撃力守備力共に3500はあるぞ。あと個人的にこれらのアーティストは嫌いではないが、このアーティストを聞いてロックが好きとぬかす輩が嫌いなのだ…。
だってこの人たちの曲、商業音楽としてはかなりのクオリティだから。もうそこら辺にいる野生のバンドマンは戦々恐々である。リズムも音も完璧と言っても過言ではない…。
誤解してほしくないのは商業音楽は大いに結構、売るために良い音楽を作ることは別に良いと思う。どんなに良い曲を作っても売れなきゃ活動もできなくなるもんね。
ただ「ROCKが好き」というなら単発で終わるのではなく、これを機にもっといろいろなバンドにも足を踏み入れてほしい。
Adoの『うっせぇわ』は追随できるかと言われると危うい所…
まず曲としては同じようなコードを延々と繰り返しているだけ。上で挙げたアーティストと比べると少し変化に乏しい。曲というよりかはリズムと歌詞で釣っているんだと思う。かといって歌詞が中高生に刺さるかと聞かれるとそれも危うい所。
だってあの歌詞絶対中高生に向けてねぇもん。
最新 の流行 は当然 の把握 経済 の動向 も通勤 時
純情 な精神 で入社 しワーク社会人 じゃ当然 のルールです
一応俺も社会人だけど純情な精神は産道に置いてきたし、経済の”け”の字も知らないからこんなやつはいない。てか学生には縁がない。
酒 が空 いたグラスあれば直 ぐに注 ぎなさい皆 がつまみ易 いように串外 しなさい会計 や注文 は先陣 を切 る不文律 最低限 のマナーです
これはもうパワハラ。言葉の暴力。あのアンチェイン、オリバーカーンですらしっぽ巻いて逃げる始末。この場面も中高生関係ないですよねもう。本人は社会人をターゲットにしている可能性あるけど、流行ってるのは中高生の間。
もっと違うアプローチで社会人に向けて発信したほうが良いと思う。
ネットではなくて、面と向かって、ライブハウスで。
社会に対して噛みついていくスタイルはとても好き。
新しいアプローチをしたAdoさんの歌を聞いてみたい。