SARUROCK RECORS

思ったこと、思うままに…

ノリが良くて男女ともに好かれる最強のバンドHump back

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ねぇねぇ、Hump back知ってる?今ではもう有名になって、知っている人も多いと思う3ピースガールズロックバンド。俺は『月まで』でハマった。音作りも音階も心地よく、3人であの規模の音楽を、あのパワーでこなせてしまうことにびっくりした。

 

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俺は純粋に音楽が好きだし、歌詞とか、音作りの良さに基本的に惹かれる。

顔は二の次だけど俺も男だ。“女の子が三人集まって歌を歌っている”と少しだけ顔が気になる。『月まで』のMVは薄暗く、顔がちゃんと見えない。でも声は可愛い系…。期待できる…!!!

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はい、すみませんでした。いや、なんで謝ってんの俺。むしろ謝られる方じゃないの??別に、期待してはないんだけどなんだろ、うん、いいと思う。ちょうどいいよね…。

昔はもっと顔が差別化されていたけど最近のアー写、めめこと美咲が融合しそうじゃない?なんか新しい別の生命体に昇華しようとしているくらい似てきている。寝食を共にすることで音楽性だけでなく、顔面も同じ方向になるんだろうか…。

なにはともあれ、このビジュアルも手伝って、「Hump back好きなんだよねー」と言う男にも女にも嫌悪感を持たない。むしろ好感度しか持たない。これが「My hair is bad大好き」とか言い出したら末期、別れ話まで時間はかからないだろう…。その点、このHump backはどこをとってもちょうどいいのだ。例えば、彼氏が仲の良い友達と飲むって言って、“たんこぶちんのまどか”と飲むよりも、めめこと飲んでる方が安心する。そんな安心感がこのバンドにはある。

 

話がかなり脱線してしあったが、このバンドの新フルアルバム『ACHATTER』はパワフルでいて適当。その脱力感が安心にもつながるし、また頑張ろうと言う気持ちにさせてくれる。3ピースって意外と難しくて、音の単調さ、少なさを埋めようと音を入れまくっても、どうしても4人組には音の厚みで勝てない。技術もセンスもあるのに3人で4人組のような音を作って埋もれていくバンドは少なくない。でもこのHump backは、3人だからこそ生まれる音の“間”を武器に戦っているような気がする。こういうバンドは強い。自分たちできることとできないことを理解して音を作っているからバンドとして伝えたいことがダイレクトにオーディエンスにぶつかってくる。そんなHump backの音楽が好きだし、今後も応援していきたい。俺も肩の力を入れすぎずに良い意味で”脱力して”生きていきたい。今後の彼女たちの活躍が楽しみだ。